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ツクイの原点

「ケアのちから」と「人のちから」を信じて、ツクイのサービスが始まった

創業者 津久井督六

ツクイの福祉サービスを遡っていくと、ひとつの原点に行き着きます。
それは、創業者 津久井(つくい)督六(すけろく)の母が認知症を患ったことです。
当時、長く受け入れていただける施設も少なく、介護や痴呆(当時はそう呼んでいました)に対する世の中の理解も進んでいませんでした。創業者の津久井督六は、母の介護という大変な苦労を目の当たりにし、恥ずかしながら、初めてこうした苦労をされている人たちが世の中にたくさんいらっしゃることを知りました。そして、そうした方々にすこしでも役に立ちたい、と思うようになりました。

当時ツクイは土木建設会社でしたが、その会社のフロアの隅に「福祉事業部」を立ち上げました。毎日風呂桶とボイラーを積んだ特殊自動車で、寝たきりや体の不自由になられた方々の自宅を回り、ご自宅に着くと、風呂桶を寝床の脇までお持ちして、そこで外に止めた特殊自動車のボイラーでお湯を沸かして、お風呂に入れて差し上げるサービスを始めました。
当時は大変めずらしいサービスでしたが、これが大変好評で、こんなにも喜んでいただける仕事があるのか、この仕事を始めてよかった、と思いました。

介護が本当に大変だと知ったこと、だからこそ介護の仕事をして世の中の役に立ちたいと決意したこと、これがツクイの福祉サービスの原点です。
その後、今日まで介護のサービスを続けてきましたが、ずっと2つのことを信じています。

ケアの力(ちから)

一つめは、お一人おひとりに合わせた適切なケアサービスを提供することにより、身体的・精神的な健康状態の維持・改善を図ることは十分可能であるということです。

これを「ケアの力」と呼んでいます。ツクイが日々真剣に取り組んでいること、それは、この「ケアの力」を信じ、経験と高い介護技術を身につけたツクイの職員一人ひとりが、 お客様に対して「真心」を込めて接し、「高い品質」でお客様の尊厳ある自立した生活を支援することであります。

人の力(ちから)

二つめは、ツクイの職員は、お客様の「ありがとう」を自分の力に変えることが出来るということです。
これを「人の力」と呼んでいます。

大変だからこそ始めた介護サービスです。介護が大変なのは全くそのとおりであります。しかし精一杯介護申し上げ、 お客様に「ありがとう。よくやってくれたね。」と一言かけていただけたときの喜びを明日の糧に出来る力こそ、ツクイの本当の力なのです。

生活のひとつひとつを精一杯大切にして生きることにおいて、介護を受けられるお客様と、ツクイの職員と、なんら変わるところはありません。
こうしたお互いの生きることへの理解の中に、人が人に関わりあうという介護サービスの限りない可能性を感じずにはいられません。
日本は本格的な高齢化社会を迎えており、介護や介護予防への取組みはますます重要になってきております。
ツクイは、福祉サービスの原点を見つめ、お客様のさまざまなニーズにしっかりとお応えしてまいります。
今後とも、ツクイをよろしくご支援賜りますようお願い申しあげます。